2014年1月3日金曜日

DisplayPort接続時のディスプレイのオンオフによるウィンドウの再配置について

ディスプレイをDisplayPortで接続しているときに起こる嫌なことといえば、ディスプレイの電源を切るとデスクトップ上のウィンドウが1024x768の領域に収まるようにリサイズされてしまうことだ。Windows 7 64bitでのトラブルだが、Windows8でも起こるらしい。

この問題は使用するディスプレイに依存するらしく、この現象に出会わない人も多いようだ。
しかしながら我が家のPA241Wではこれが発生してしまう。
原因はDisplayPortのプラグアンドプレイの仕組みにあるようで、電源オフによりディスプレイが切断されると、デスクトップサイズがディスプレイ無しの規定値にセットされることで起こるようだ。

ディスプレイによっては内蔵USBハブを接続することで回避が可能らしいがPA241Wでは無理っぽい。DVI-D接続ならこの問題は発生しないし、DVI-DでPCに繋いでおけばDisplayPort経由のみで表示していても問題は起こらない。DVI-Dがつながっているだけでデスクトップのサイズが維持される。
しかしDVI-Dケーブルを他で使いたいので、DisplayPortのみの接続でも問題が生じないようにしたい。

調べて見ると、レジストリ内にディスプレイ未接続時のデスクトップサイズを指定する箇所があるという。 転んでも泣かないレジストリ操作が必要となる。
修正する場所はHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\GraphicsDrivers\Configuration\SIMULATED_ナンタラカンタラ以下に含まれる00\PrimSurfSize.cx00\PrimSurfSize.cy00\00\ActiveSize.cx00\00\ActiveSize.cyの四つだ。SIMULATED_ナンタラカンタラが複数あったら該当キーを上から順に試せばいいだろう。さくっとキー名をダブルクリックして値のデータ欄に縦横正しく1920と1200を指定する。


次回ディスプレイの電源をオフにするとこのサイズが読まれる、のだろう。
早速電源をオンオフしてみるとウィンドウのリサイズも移動も行われない、狙い通りの状態になった。これで安心してDVI-Dケーブルに旅をさせられる。


2014-02-16追記

前回の記述内容にミスがあったので訂正。数値を4Kよろしく3840x2160として設定してみたが、ウィンドウの幅に関しては数値にかかわらず1600ドットが上限になり、電源オンオフで縮小及び移動されてしまう。
しかしデスクトップに配置されているアイコン類とガジェットは移動せず、レジストリの変更は一応機能しているようだ。 Strideの数字をいじっても進展無しで、DVI-Dケーブルを戻すほどではないにせよすっきりしない結果となった。
 

1 件のコメント:

  1. http://peace.2ch.net/test/read.cgi/hard/1427414394/l50

    473を参照したら、直るかもよ。

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